オノサト・トシノブ(小野里利信、1921 - 1986) 長野県生まれ。瑛九、菅井汲らとともに日本を代表する抽象画家。国際的に高い評価を得ている。第二次世界大戦に従軍し、戦後シベリアで抑留された。帰国後、群馬県桐生のアトリエで作品を作り続けた。東京、ワシントン、チューリッヒなど各地で個展を開催する他、グッゲンハイム国際美術展、ヴェネツィア・ビエンナーレ等、数多くの海外展に出品した。油彩画の制作と並行して、油彩画と同様の丸と四角を構成した作品をシルクスクリーン、リトグラフにて制作し版画家としても著名である。

作品

略歴

1921長野県飯田市生まれ
1931津田青楓洋画塾
1935黒色洋画展を結成
1938自由美術家協会会員
1942第二次世界大戦に従軍
1945シベリアで抑留される
1948帰国
1961ワシントンDC グレス画廊で個展
1966ベニス ビエンナーレに日本代表として出品
1972チューリッヒ コルンフェルト画廊で個展
1986逝去(享年74歳)
1989練馬区美術館にて「オノサト・トシノブ展」開催
2000群馬県近代美術館にて「抽象のパイオニア オノサト・トシノブ展」開催

お気軽にお問い合わせください。0467-24-4081受付時間 10:30-17:30 [火曜日定休]

お問い合わせ