斎藤 清(さいとう きよし、1907-1997 ) 版画家。福島県会津生まれ。文化功労者。日本の文化を題材にした版画作品が世界中で愛され、日本を代表する版画作家の一人として高く評価されている。会津の冬の木版画で知られる。1970年から1987年まで鎌倉で暮らし、鎌倉を題材とした作品を残した。
作品
略歴
1907 | 福島県河沼郡会津坂下町に生まれる |
1931 | 上京、宣伝ポスターの仕事をしながら独学で油絵を学ぶ |
1932 | 第9回白日会展に油彩を出品、初入選 |
1936 | 初めて木版画を制作。第5回日本版画協会展ににて初入選 |
1940 | 初めて「会津の冬」を制作 |
1944 | 朝日新聞社に入社 |
1949 | 東京目白旧徳川邸にて開催されたサロン・ド・プランタン展にて1等賞を受賞 |
1952 | アメリカで個展開催しニューヨークタイムズ紙に絶賛される |
1954 | 朝日新聞社を退社 |
1956 | アメリカやメキシコ各地で版画の指導を行う |
1969 | カナダ、アメリカで個展開催 |
1970 | 鎌倉市に転居 |
1981 | 勲四等瑞宝章を受章 |
1983 | 斉藤清展(神奈川県立近代美術館) |
1987 | 故郷の福島県会津柳津町に転居 |
1995 | 文化功労者 |
1997 | 逝去。やないづ町立斎藤清美術館開館。 |
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