プロフィール
小泉 淳作(こいずみ じゅんさく、1924-2012 ) 日本画家。鎌倉に生まれる。フランス文学に憧れ慶應義塾大学仏文学科に進むも、安岡章太郎に出会い文学の道では大成出来ないと思い、画家を目指す。東京美術学校(現東京芸大)へ入学し、日本画を山本岳人に師事。戦時中、召集され、結核を患う。 戦後、復学し卒業。デザイナーの職につく。1962年頃、陶芸製作を始め、作品展開催。1974年にデザイナーの職を辞し、画家としての本格的な活動を始める。2002年、鎌倉五山・建長寺法堂に10×12mの大作「雲龍図」奉納。京都五山・建仁寺「双龍図」奉納。2010年、奈良、東大寺の56面の本坊襖(ふすま)絵奉納。2012年、87歳で逝去。
取扱作品
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略歴
1924 | 神奈川県鎌倉市に生れ |
1943 | 慶應義塾大学中退、東京美術学校(現東京芸大)入学 |
1943 | 陸軍予備士官学校応召 |
1945 | 結核により帰郷 |
1948 | 闘病生活を追え、東京美術学校日本画科復学 |
1952 | 東京美術学校日本画科卒業、山本丘人に師事 |
1954 | 第18回新制作展に初入選「花火」 |
1963 | 陶芸を手掛け始める |
1969 | 京橋中央公論画廊にて初個展開催 |
1977 | 第4回山種美術館賞展優秀賞受賞「奥伊豆風景」 |
1978 | 朝日ジャーナル連載小説辻邦夫「樹の声海の声」の挿絵執筆(1981まで) |
1988 | 「アトリエからの眺め」(築地書館)刊行 |
1990 | 「小泉淳作画集」(求龍堂)刊行 |
1993 | 日本経済新聞連載古井由吉・辻邦夫「こころ」 挿絵執筆 |
1995 | 日本経済新聞日曜版連載安岡章太郎「ひかりの中」挿絵執筆 |
1998 | 「アトリエの窓から」(講談社)刊行 |
1999 | 東京・浄土宗大本山増上寺天井絵「泰山木」制作 |
2000 | 鎌倉・建長寺法塔天井画「雲龍図」完成 |
2001 | 第50回神奈川文化賞受賞 |
2001 | 読売新聞連載坂上弘「近くて遠い旅」挿絵執筆 |
2002 | 京都建仁寺「双龍図」の開眼法要 |
2002 | 鎌倉建長寺「雲龍図」の開眼法要 |
2002 | 北海道中札内村小泉淳作美術館開館 |
2002 | 「小泉淳作作品集」(講談社)刊行 |
2006 | 奈良・東大寺「聖武天皇・光明皇后御影」奉納 |
2008 | 「随想」(文芸春秋)刊行 |
2010 | 奈良・東大寺本坊の襖絵全40面完成奉納 |
2011 | 日本経済新聞にて「私の履歴書」執筆 |
2012 | 肺炎のため逝去。享年87才 |
2012 | 「我れの名はシイラカンス 三億年を生きるものなり 私の履歴書」刊行 |
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