吉原　治良（よしはら じろう、1905年1月1日 – 1972年2月10日）大阪市生まれ。日本の抽象画家、実業家。具体美術協会の創始者。1928年に初個展を開催し、魚の画家として注目を集める。翌年、藤田嗣治に独自性のなさを指摘され、徐々に抽象絵画を制作するようになる。1954年「人のまねはするな」をモットーに嶋本昭三、山崎つる子、正延正俊など関西の若手を中心に具体美術協会を創設。大阪中之島に自身の所有する土蔵を改造して、具体美術協会の本拠となるギャラリー「グタイピナコテカ」を開き、会員たちの個展を開いた。60年代以降は円形を題材とした作品を多く制作した。

取扱作品

略歴

1905大阪市生まれ
1928関西学院高等商業部卒業
1928大阪朝日会館で個展開催
1934二科展入選
1941二科会会員
1954家業の吉原製油社長就任
1954具体美術協会創設
1962具体美術協会の本拠となるギャラリー「グタイピナコテカ」を大阪中之島に開設
1967日本国際美術展で国内大賞
1970大阪万博に参加。「グタイグループ展示」、「具体美術まつり」などを行う
1971インド・トリエンナーレ展で金賞受賞
1972逝去（享年67歳)
1972具体美術協会解散

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